恵比寿・広尾エリアでの結婚相談所を介した婚活が実り、晴れて交際がスタート。連絡を取り合う上で欠かせないのが、メールやLINEなどのコミュニケーションツールです。
「会話よりも思いを伝えやすい」という人もいれば、「電話のほうが楽で、文字を打つのはどうも苦手」という人もいるでしょう。
今回はLINEを例に取り、相手にがっかりされないためのコツとマナーをまとめてみます。
LINEで一番やってはいけないこと、それは誤送信と誤字脱字です。「相手に失礼に当たらないように心がける」という大前提は、仕事上のメールと何ら変わりがありません。レスポンスはできるだけ早めに、しばらく打てそうにない時は「後でゆっくり返信します」と伝えること。長すぎると読みにくいので、内容を簡潔にまとめるのも同じです。
ある程度親しくなるまでは、ところどころ敬語を混ぜるのがいいでしょう。また、急いでいる時、もしくは酔った状態で文章を打つと、単語の誤変換を見逃しがち。受信したほうからは、真剣味が足りないと取られかねません。必ず送る前に読み返し、深夜は送信時刻にも留意を。
とはいえ、伝達事項のみや質問に答えるだけのビジネスライクな文面だと味気ないものに感じられ、ドライな印象を与えてしまうのがLINEの落とし穴。それをカバーしてくれるのは、その時の自分の状況を添える手法です。「お昼にラーメンを食べて満腹」「いま電車で移動中」など、短く伝えることで相手にシチュエーションを想像してもらえます。
会話と同じで、LINEの文にも「人となり」は必ず出るものです。ネガティブな人は、言葉遣いが愚痴や言い訳っぽくなりがちなので、気をつけて。逆に、自分が「楽しかった」「嬉しかった」「美味しかった」というポジティブな感情は、どんどん伝えること。デートの感想やお礼は積極的に伝えましょう。
たとえば同じ気持ちを伝えるにしても、「どうしようかな。」と「どうしよっかな~~♪」では、受け取った側の印象が違ってきます。前者は迷っている。後者は楽しみにしている。そんな風に感じますよね。これが「ニュアンス」の違いです。声や表情が伴わないLINEでは、誤解を生まないニュアンス表現の工夫が必要と言えます。
その意味でも、絵文字やスタンプがまったく入らない画面は、彩りがなく硬い印象になりがち。ビジネスシーンとは違うので、活用しても良いのではないでしょうか。どんなスタンプを選ぶかには個性とセンスが出ますから、それも会話文と同じ「自己表現」の一環だと考えてください。「この人とのLINEは楽しいな」と思ってもらえることが大切です。
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