恵比寿・広尾エリアでの結婚相談所を介した婚活から、次のステップへと進む「デート」は、結婚へ向かう上で欠かすことができない過程です。お互いの好みや性格を知る中で、「この人と一緒にいたいと思えるかどうか」を判断する機会になります。
今回は、ドライブやアウトドアなど、日帰りでの「お出かけ」のデートプランを例に、進め方を考えてみたいと思います。
男性が車を持っている場合、ドライブはデートの王道。ただし、ハンドルを握る時にはその人の「素」の部分が出てしまいがちです。いつもは1人で運転しているため、ブツブツひとり言をいったり、車が渋滞すると思わず舌打ちが出たり、自分では気づかないうちにクセになっていることも多いので、気をつけて。
重要なのは目的地です。海や湖へ行くか、高原や山へ行くか、果物狩りや郊外型レストランなど美食を求めるグルメドライブか。ここはお互いの趣味とも関わってくる部分なので、一方的に決めずに相談しましょう。たとえば、会話する中で実は2人とも歴史好きなことが分かれば城めぐり、アウトドアが好きならデイユースのキャンプ場、といった具合にお互いが興味のある目的地を選びましょう。
女性がインドア派で普段郊外へ出かけない場合は、むしろチャンス。野山はもちろん、郊外の書店やアウトレットなど、いつもと違う場所の空気を吸うだけでも、転地効果によって癒やされることが多いからです。なお、「2人とも家でゲームするのが好き」というカップルは、無理して遠出する必要はありません。屋外の慣れない場所でのデートに緊張し、かえって楽しめない可能性が高いからです。
マイカーなら、お出かけ前にまずは洗車を。そして車内をピカピカに掃除することが第一でしょう。車の見た目と人の見た目は、同じくらい大切です。それほど車に詳しくない女性にとっては、車種や型の新旧より清潔感が優先。普段どんなに素敵にスーツを着こなしていても、愛車が汚いと「結婚した後、自分も大切にされないかも」と結び付けて考える女性もいますので、ご注意ください。
また、つきあいが浅い段階のデートでは、女性がドライブ中にお手洗いに行きたい時、言い出しにくい場合もあるかも知れません。男性は、直接「トイレはいいですか」と尋ねるのではなく、高速道路なら一定の時間ごとにサービスエリアに停める、途中で「コンビニに寄りましょうか」と聞く、などの配慮を。
助手席の女性は、運転してくれる男性への感謝を忘れずに。自身も運転が得意なら、途中で「代わりましょうか」と声がけしてみるのもいいでしょう。また、運転時は話題をリードするのも女性の役割。車内での会話が楽しいと、案外、目的地の印象よりも記憶に残るものです。間違ってもずっと無言で携帯を触っていることのないように、常に気遣いを心がけてください。
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